ツバキを楽しむ来場者

　３月１９日（土曜日）、２０日（日曜日）の両日、井口カイニョと椿の森公園「いのくち椿館」・井口中学校体育館で「第２１回南砺いのくち椿まつり」が開催され、色とりどりの椿を一目見ようと、大勢の来場者でにぎわいました。

　未曾有の大災害を受け、開催中止も検討された今回の椿まつり。実行委員会で協議し、募金活動や収益活動を行なうことで、少しでも被災地の復興に役立てればとの想いから開催を決意。スタンプラリーやチンドンなど「まつり」としての賑わい部分は自粛するものの、無事本番当日を迎えました。

　両会場には市内の愛好家などが育てた赤、白、ピンクなど色鮮やかな品種や、市内各流派の生け花など、約６００本の鉢植えや切り花を展示。原種椿園では、中国やベトナムなどの希少品種が展示され、いのくち椿館の桐野秋豊名誉館長による解説が行われました。来場者は、写真撮影や香りを楽しむなど、じっくりと会場内を巡っていました。
　
　体育館内では、ペットボトルの挿し木体験コーナーが人気を集め、椿に関する作品展示コーナーも多くの方が見入っていました。また、屋外の苗木販売コーナーも多くの方が足を止め、目を凝らしながらじっくり品定めしていました。

• いのくち椿館

ご案内

場所	いのくち椿館
問い合わせ先	南砺いのくち椿まつり実行委員会（井口行政センター内） 電話番号　0763-64-2211

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