平高校郷土芸能部による民謡披露

　9月20日(土)、西の空が夕焼けに染まる頃、井波地域の古刹｢瑞泉寺｣の本堂前廊下で民謡・太鼓の披露がスタート。富山ダルク岩瀬太鼓海岸組による勇壮な太鼓と、今年の夏に全国一の栄冠に輝いた南砺平高等学校郷土芸能部による優雅な民謡を楽しもうと訪れた大勢の来場者で大いに賑わいました。

　夕暮れ時を迎え、境内にズラリと並べられた田楽行燈に火が灯る頃、富山ダルク岩瀬太鼓海岸組による迫力満点の和太鼓演奏がスタート。夕闇が境内を包み、ライトアップされ厳かな姿を浮かび上がらせた本堂の廊下前で繰り広げられる魂を揺さぶるような和太鼓の演奏に大勢の来場者がひきこまれていました。続いては、全国高校総合文化祭で最優秀賞である文部科学大臣賞を受賞された南砺平高等学校郷土芸能部による民謡披露が行われ、｢こきりこ節｣の説明から五箇山民謡で使用される特色ある楽器の紹介のあと｢こきりこ｣、｢五箇山追分｣、｢お小夜節｣、｢麦屋節｣の順に完成度の高い演目を次々と披露。大勢の観客の皆さんが優雅な五箇山民謡の世界を満喫されました。
　同時に瑞泉寺山門をはじめ、八日町、六日町、三日町、上新町、畑方、北川、北新町の各町内では｢いなみ灯りアートin autumn2014｣と題した工夫を凝らした灯りが街並を彩り、秋の夜長を美しく照らしだしました。
　明日21日(日)は、いなみ灯りアートに加えて、午後7時30分から上新町〜八日町〜瑞泉寺山門において｢おわら町流し・木遣り町流し｣が行われます。秋の夜長を優雅に彩る灯りアートとおわらと木遣りの町流し。この機会に是非ご覧ください。

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問い合わせ先	市観光協会井波支部 電話番号　0763-82-2539

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