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情報発信元:南砺で暮らしません課
1月31日(土)、南砺市伝統芸能会館じょうはな座において、南砺市桜ヶ池地熱開発理解促進委員会の主催による「地熱の利活用を考えるパネルディスカッション」が開催され、約250名が参加して南砺市における地熱の利活用について理解を深め、その可能性を探りました。
南砺市桜ヶ池地熱開発理解促進委員会の山辺美嗣委員長のあいさつに続いて、経済産業省資源エネルギー庁燃料政策企画室の岡本繁樹室長が「地熱資源開発の現状」、田中市長が「循環共生型の地域づくり」を演題として基調講演を行いました。
岡本室長は、地熱開発のメリット、日本が世界3位の地熱資源を有していること、地熱開発プロセスにおける国からの支援、先進地事例などを紹介したうえで、「地熱活用による地域を活性化し、産業の振興が図られる事例が多い。地域によって事情は異なるが、地熱資源に関する理解を深め、可能性を探る意味は大きい。」と語りかけました。
また、田中市長は市が推進するエコビレッジ構想や、1月22日(木)に政府が支援する「地域再生計画」として認定を受けた「クリエイティブビレッジ構想」ついて言及し、「森里川海からの恵みによって支えられている私たちの暮らし。過去から受け継がれてきた大切なものを未来につないでいくために、地域資源を活かし森から始まる一連の循環を考慮したまちづくりを進めていきたい。人・自然・歴史・文化・食・ものづくりなどが全て揃った南砺市に誇りを持ち、大切な過去を未来に繋げていくために、取り組んでいきたいと思います。」と、会場内の参加者に訴えました。
休憩を挟んで行われたパネルディスカッションでは、富山大学大学院理工学研究部の上田晃教授をコーディネーターに招き、基調講演を行った岡本室長、田中市長、富山国際大学現代社会学部の上坂博享教授、中越興業株式会社の山下頌雄代表取締役と山辺委員長の5名をパネリストとして南砺市における地熱利活用の可能性や地域共生などをテーマに意見交換が行われました。
問い合わせ先 |
桜ヶ池地熱開発理解促進委員会事務局(中越興業(株)内) 電話番号 0763-62-1221 |
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