現在の位置:トップ > お知らせ > 小さなハガキに心を込めた力作550点 −第14回なんと版画年賀状公募展−
情報発信元:南砺で暮らしません課
1月16日(土)、福光美術館で「第14回なんと版画年賀状公募展」が開幕。一般・中学生・小学生以下の部に、北は北海道、南は九州福岡県まで全国各地から510点の応募があり、市内外の作家による招待作品40点をあわせた550点の多彩な力作の数々が来場者を出迎えます。
高田教育長の開会のあいさつ、川辺市議会議長からの祝辞に続いて、審査員を務めた大谷美術学園の大谷弓子園長が小学生以下と中学生の部の、版画家の谷内正遠氏が一般の部の審査講評を行いました。大谷園長は「干支のサルをモチーフにした作品が多く、ユーモラスで表情豊か、さまざまな技法での制作、カラフルな色彩、そして子どもらしい元気な作品が多かった。小学生以下の部で大賞を受賞した松原くんの作品は、青のベースに赤いサルの顔が映え、毛の勢いもダイナミックに描かれた面白い作品。中学生の部の島田くんの作品は、エッジングによる緻密なサルの描写、背景の梅の花、印象的なサルの目など、きめ細やかな表現が光る素晴らしい作品」と評価。谷内氏も「小さな年賀状に、アイデアが込められた丁寧で心のこもった作品が多くて心を打たれる。大賞の藪内さんの作品は赤・白・黒のコントラストが見事で、背景がサルの好きなリンゴの模様になっているのは良いアイデア。単純そうでいて大変な推敲のあとが見える力作」と讃えました。
展示室には3部門の大賞受賞作品が拡大されたものが展示され、観覧者の興味を惹く導線になっています。また奥の展示スペースには各部門の受賞作品と招待作品が展示されており、大勢の方々がその出来映えに見入っていました。なんと版画年賀状公募展は、来月2月14日(日)までの開催です。
また、版画年賀状公募展の受賞作品は拡大印刷され、来月13,14日に開催される「ふくみつ雪あかり祭り」で巨大紙風船となり南砺の大空に浮かび上がります。こちらの方にもぜひ足をお運びください。
<各部門大賞・優秀賞受賞者> (敬称略)
▽一般の部
大賞:藪内里美(石川県)、優秀賞:太田博夫(砺波市)
▽中学生の部
大賞:島田勇希(金沢市立清泉中3年)、優秀賞:澤辺大悟(白山市立鶴来中3年)
▽小学生以下の部
大賞:松原弘道(富山市立中央小4年)、優秀賞:中川真菜(福光南部小6年)
問い合わせ先 |
福光美術館 電話番号 0763-52-7576 |
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