中国・紹興市　友好都市締結４０年

　５月１０日（水）、南砺市と中国・紹興市の友好都市締結４０周年の記念式典が、福光中央会館で行われ、紹興市からの訪問団や関係者ら約８０人がさらなる交流発展を誓いました。

　南砺市と紹興市は、旧福光町出身の政治家・松村謙三と周恩来首相が生前に交流が深かったことから、1983年（昭和58年）に旧福光町が友好都市を締結しました。それ以来、訪問団の派遣や中学生の交流事業などを通し、親睦を深めています。

　式典では、田中市長が「対面で顔をあわせて交流ができることを喜ばしく思います。これからもさらに両市の児童や市民との交流を深め、関係を発展させていきたい」と歓迎し、吕 丙(ろ・へい) 紹興市人民政府政治協商会議副主席が「温かいおもてなしをありがとうございます。４０周年を新たな起点として、両市の友好関係をさらに深めたい」と挨拶されました。
　また、両市から記念品の交換があり、南砺市からは龍の躍動感を表現した井波彫刻の木彫パネル、紹興市からは伝統工芸である「浮掘（うきぼり）」が彫刻された瓶に特産の紹興酒が入った「工芸浮彫酒」がそれぞれ贈られました。

　その後行われた歓迎レセプションでは、市の地酒や特産品が振る舞われ、五箇山民謡も披露されました。

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