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水質事故防止に取り組みましょう

情報発信元:生活環境課

毎年、油類や化学物質が河川などに流出する水質事故が発生しています。

●水質事故とは
油類や化学物質が水路や河川に流出し、水質を悪化させることを水質事故といいます。
水質事故が発生すると、水質環境の悪化や水生生物の死滅を引き起こすばかりでなく、浄水場の停止や、農業や漁業への被害につながる可能性があります。

水質事故は、おこした人(原因者)の責任となります。原因者は、汚染源の除去や下流の浄化作業などに要した費用の負担が伴うだけでなく、実際に被害が発生した場合、莫大な損害賠償を請求されることがあります。

水質事故の多くは、少しの油断や不注意、設備の維持管理の不備などから発生しています。
普段からの心がけで水質事故は防げますので、以下の点に注意して水質事故の防止に努めましょう。

●水質事故をおこさないために
【事業所では】
1.油類や化学物質の取り扱いには細心の注意を払い、保管設備の点検や従業員の研修を定期的に行いましょう。
2.予期せぬ漏洩に備えて、オイルマットなどの備品を常備するだけでなく、防液堤や油水分離槽なども整備しましょう。
3.排水処理施設は、定期的な保守・点検に加えて、水質検査も行い異常の早期発見に努めましょう。
4.緊急連絡網を作成し、緊急対応のための体制を整備しましょう。
5.不用となった油類や薬品は放置せず、速やかに適切な方法で処分しましょう。

【一般家庭では】
1.給油中はその場を離れず、タンクから目を離さないようにしましょう。タンクのキャップやバルブの閉め忘れに注意しましょう。
2.貯油タンクやホームタンクは、安定した場所に設置し、転倒防止を行いましょう。タンクや配管、バルブに腐食や亀裂がないかなども定期的に点検しましょう。
3.不用となった油類や洗剤・農薬などは、絶対に水路や河川に流してはいけません。販売店や専門業者に引き取ってもらうなど、適切に処分しましょう。
4.浄化槽は、法律で定められた点検(11条検査)だけでなく、定期的な汚泥の排出や設備のメンテナンスなど、適正管理に努めましょう。

●もしも水質事故をおこしたら
水質事故をおこしてしまった場合は、以下とおり流出拡大防止の応急措置を行ってください。
1.流出元の栓を閉め、受け皿を置くなど流出を止めましょう。
2.油類や化学物質を水で流すと被害が拡大します。絶対に水で流さないでください。
3.油類や化学物質は、布や新聞紙でふき取って回収し、堰などで流出を止めてください。

応急措置が済みしだい、ただちに下記へ連絡してください。
南砺消防署 0763-52-0119
南砺消防署東分署 0763-82-0119
南砺消防署五箇山出張所 0763-67-0119
南砺市生活環境課 0763-23-2035

※油漏れや水質事故等を発見された場合も、上記まで連絡してください。

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  • 最終更新日:2024年5月16日(木曜日) 13時00分
  • ID:2-3-22230-27420
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