グループ討議の様子
この福野地域ORACCHA構想の具現化に向けた事業計画案策定業務では、旧富山紡績工場跡地の利活用を具体的な内容にするための第1段階として、本年4月から、第2、第4月曜日の月2回の頻度で、福野地域にお住いの若い世代を中心としたメンバーでワークショップが行われています。
将来、地域の皆さんに利用してもらうために、このワークショップを通して、市に提出された「ORACCHAプロジェクト基本構想」を地域の皆さんで具現化していくことが目的です。テーマを変えながら翌年1月頃まで開催される予定です。
6月27日に開催されたワークショップでは、次のとおりでした。
前半は、これまでのワークショップの内容をおさらいし、改めて、このワークショップの目的を確認しました。
なるべく実現性の高い内容で事業計画案を作成していくためにも、このワークショップで検討されたエリアビジョンを中心にして、どんな行動が出来るのか、どんなテナントが誘致出来るのか、といったアクションプランへの関連付けを再確認しました。
後半は、6月13日のワークショップで意見交換したアクションプラン(仮案)に基づき、実践側のスタンスで参加するグループを選び、意見交換しました。
◇アクションプラン(仮案)
【話】だれもが自主性を持ち、つながれるまち
【動】暮らしの中のなりわいが応援され、成り立つまち
【食】美味しく健康な食コンテンツのあるまち
【眠】安心安全に住まえるまち
主な意見は次のとおりです。
【話】だれもが自主性を持ち、つながれるまち
・どんどん人が集まれるようなイベントやテーマのある交流会、マルシェ、パブリックビューイング、飲み屋街を始め、世代を超えた交流が出来る場所にしたい。
・小さいイベントや集まりがどんどん開催出来ると良い。
・まちなかに若い人がいるとは思うが、集まれていない。
・福野を中心とした南砺市の情報を発信しているサイト「ふくの〜と」で、地元の情報収集が出来ると良い。
【動】暮らしの中のなりわいが応援され、成り立つまち
・外で遊んでいる子供が少ないよう。
・人の家に遊びに気軽に行けないので、例えば、レンタルルームで気軽に集うとか、カラオケや楽器練習などが出来ると良い。
・制限された中でも楽しめるようなことが出来ると良い。
【食】美味しく健康な食コンテンツのあるまち
・美味しく健康な食について、掲示板などで様々な意見交換が出来ると良い。
・添加物少ない・無添加食堂
・安心した食材を用いたお惣菜などが買えて、家事も楽にしたい。
【眠】安心安全に住まえるまち
・福野の空き家を循環していく仕組みがあると良い。
・年配の方が安心して暮らせる町は、子どもも安心して暮らせる町だと思う。
・古い空き家を最低限の補修をして、避難所として活用していく。
・リサイクルステーションを作って、お金を回す仕組みもあると良い。
なお、6月27日お昼に開催された女性メンバーのワークショップについてはこちらをご覧ください。
■6月27日の女性メンバーワークショップの様子(ふくの〜と)
これまでのワークショップの模様はこちらからご覧ください。
■第4回(6月13日開催)
■第3回(5月23日開催)
■第2回(5月9日開催)
■第1回(4月11日・25日開催)
■ローカルメディアサイト「ふくの〜と」でも紹介しています
政策推進課