SCOTサマー・シーズン2015観劇レポート 〜世界の果てからこんにちは〜
野外劇場を舞台に繰り広げられるここでしか観ることの出来ない圧巻の花火劇
 野外劇場ならではの圧巻の花火劇 
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 洗練された演技が光る舞台上
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 開演に先立ち鈴木主宰からのあいさつ
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8月21日(金)から9月10日(木)にかけて開催中のSCOTサマー・シーズン2015。SCOT創設50周年、さらに新宿から利賀に活動拠点を移して40年という記念すべき年となる今年は世界25カ国から約300名の演劇人らが参集し、鈴木忠志主宰の代表作6作品をはじめ、インド、インドネシア、中国、韓国などアジアの伝統舞踊や現代劇などが上演されています。
期間中毎週土曜日の午後8時から上演されているのが、鈴木忠志主宰の代表作の一つ「世界の果てからこんにちは」。野外劇場ならではの演出として、多彩な花火が舞台を盛り上げ、毎公演ごとに野外劇場の観客席を埋め尽くす来場者が訪れ、独創的なSCOT演劇と迫力の花火が織りなす舞台芸術の世界を満喫されています。9月5日(土)の公演も県内外から訪れた多数の老若男女が圧巻の花火劇を鑑賞。利賀芸術公園内の野外劇場、利賀山房、新利賀山房、スタジオなどの設計を手掛けた磯崎新氏と石井富山県知事によって鏡割りが行われた樽酒も振る舞われ、観劇の余韻に浸りつつの美酒に酔いながら利賀の夜が更けていきました。
観劇を終えて帰路につく来場者に感想をうかがったところ、高岡市から親娘のお二人でお越しの清水さんが「本当に凄いの一言です。圧巻の花火はもちろん、要所に笑いが起きるような演出がされていて演劇初心者にも楽しめました」、「野外劇場ということで花火はもちろん、水や周囲の山々の緑の背景が良い雰囲気でした」と大満足の様子で答えてくださいました。
SCOTサマー・シーズン2015も残すところあと4日。6,7日は鈴木主宰の代表作5作品｢トロイアの女｣、｢リア王｣、｢エレクトラ｣、｢シンデレラ｣、｢からたち日記由来｣のほか日本と世界を考える連続講座などが、9,10日にはアジア演出家フェスティバルとして芸術公園内の特色ある劇場で課題戯曲｢戦場のピクニック｣を演出、競演します。
詳しくは関連リンクのSCOTサマー・シーズン2015特設サイトをご覧ください。
問い合わせ先
| 名前 | 利賀芸術公園 |
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| 電話番号 | 0763-68-2028 |
