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「曳山祭今昔展」開催中の城端曳山会館で傘鉾修理「かがり」を実演中

情報発信元:南砺で暮らしません課 0763-23-2037 
最終更新日時 2016年3月4日 13時30分 ID 2-3-12145-15862 

金沢和傘伝承研究会会員の山田ひろみさんが伝統の技を披露


傘鉾修理「かがり」の実演別ウィンドウで開きます

金沢和傘伝承研究会の山本ひろみさん別ウィンドウで開きます

「城端時報」の山本哲也先生も取材中別ウィンドウで開きます

 城端曳山会館で11日(金)まで開催中の「城端曳山祭今昔展」にあわせて、2月26日(金)から毎週金曜日に行われている傘鉾修理「かがり」の実演。曳山祭を愛してやまない地域住民の皆さんをはじめ、日本の伝統的な「和傘」に関心のある愛好家などが市内外から訪れ、奥深い世界観を楽しまれています。

 傘鉾修理「かがり」の実演を行っておられるのは金沢和傘伝承研究会会員の山田ひろみさん。金沢和傘伝承研究会は、これまで城端曳山祭の傘鉾修理を担当されてきた金沢和傘職人の松田弘さんをはじめとする全国にも数少ない和傘職人が現代に伝える伝統技術の継承と後継者の育成を目的に発足され、会員メンバーは、本来は分業で行われてきた全部で100近くある和傘制作工程のすべてを自分たちで行われます。
 今回実演されている「かがり」は、数ある和傘制作工程の中でも仕上げの作業にあたります。ひろげた傘を中から見た時に中央部を彩る多彩な飾り糸のことを「かがり」といい、金沢では「かがり」を施す作業のことを「千鳥がけ」と呼びます。作業に打ち込む山田さんの様子に来場者も興味津々。山田さんは、「和傘の制作については既に失われた材料や技術もあり、今では再現できないものもあります。このような機会に皆さんとお話して、教えてもらったり気づかせてもらったりすることも沢山あるんですよ。今回も色々なお話を聞かせてもらっています」と嬉しそうに語ってくださいました。
 奇しくも取材に伺ったところ、城端時報の山本哲也先生が取材中。昔ながらの「和傘」の話に華を咲かせ、大いに盛り上がっていました。「かがり」実演は、企画展の期間中の毎週金曜日に行われますので、ご覧になれるのは本日と来週11日(金)の2日間だけです。城端曳山祭の歴史を伝える「城端曳山祭今昔展」とともに、日本伝統の「和傘」の制作技術を目の当たりに出来る貴重な機会をお楽しみください。


問い合わせ先


名前 城端曳山会館
電話番号 0763-62-2165

情報発信元


南砺で暮らしません課

電話番号 0763-23-2037
ファックス番号 0763-52-3680

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