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南砺の織物文化に触れながら生命や伝統など大切なコトを学ぶ楽しい一日

情報発信元:南砺で暮らしません課 0763-23-2037 
最終更新日時 2017年3月20日 18時30分 ID 2-3-12145-17664 

城端地域の株式会社松井機業で「なんとリズムであそぼう」開催


養蚕用桑「一ノ瀬」の植樹別ウィンドウで開きます

ハギレで遊ぼう!別ウィンドウで開きます

身近な草木で染めてみよう!別ウィンドウで開きます

 3月20日(月・祝)、城端地域の株式会社松井機業を会場に南砺市伝統産業再生事業の一環として南砺の織物文化を見て触れて感じるイベント「なんとリズムであそぼう」が開催され、終日大勢の親子連れらで大いに賑わいました。

 かつて市内で盛んに織られていた麻(福光麻布)、綿(福野縞)、絹(城端絹・井波紬)も現在産業として残っているのは城端絹だけとなっています。五箇山地域で盛んだった養蚕をはじめ、麻や綿、紬など大切な地域の文化が忘れられてしまう前に何とかして残したいとの思いから開催された今回のイベント。絹の材料となる繭をつくる「おかいこさま」の餌となる養蚕用の桑「一ノ瀬」30本と養蚕復活に取り組む石川県立津幡高等学校で植栽された「鈴なり」10本の植樹にはじまり、絹や麻・綿・紬に関係のあるワークショップや実演・展示、南砺市産食材やオーガニック食材などを用いた「食」のコーナー、さらには実際に学校で「おかいこさま」を育てた利賀小学校児童による演劇「おかいこさまものがたり」など、多種多彩な内容が目白押しで、終日大勢の来場者で賑わいました。

 イベントを企画した松井機業6代目見習いの松井紀子さんは「モノを大切にする気持ちやありがたみが薄れてしまっているように感じる。絹を作るには『おかいこさま』の生命が必要だということ、織物文化を繋いでいくことは、生命をいただくということ。それを子どもたちに知っておいてほしい」と述べ、今回植樹した桑が成長した際には、養蚕に活用したいとの展望を示されました。

 様々なワークショップや実演・展示などを通して楽しみながら伝統文化に触れる一日となった「なんとリズムであそぼう」、訪れた皆さん、特に子どもたちのキラキラと輝く瞳がとても印象的でした。


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