空き家を活用して地域を盛り上げたい! 〜Nishichiマルシェがオープン〜
夜高祭の保存継承活動を展開する地域内の若手「繋盛会」の皆さんが企画
大好評の「あんどんワークショップ」 |
充実のフードメニューに舌鼓 |
5月1日、2日にはガチャポンで販売 |
4月22日(土)、福野地域御蔵町地内で空き家を活用したNishichi(にしち)マルシェがオープンし、昨年の福野夜高祭で使われた夜高行燈の和紙を使った缶バッチや髪留め、栞をつくる「あんどんワークショップ」をはじめ、福野地場産の野菜を使った「ふくの幸ポトフ」、テディ部屋カレーにサンタナハウスの揚げパンなど充実した食事メニューも用意され、大勢の親子連れで賑わいました。
Nishichiマルシェを企画されたのは、夜高祭の保存継承活動を行う繋盛会(けいせいかい)の皆さん。地域内の若者で組織され、百年先に夜高を繋ぐことを目的に自発的な活動を展開されており、今回は地域内の空き家を活用してマルシェ(市場)を開催。行燈解体時に出た極彩色に彩られた和紙の端切れで世界に一つしかない模様の缶バッチや髪留め、栞などを作製するワークショップが大勢の家族連れを楽しませていました。
繋盛会代表の北川智之さんは「地域の人が集まって楽しく過ごせる場所をつくりたかった。今回は夜高祭の開催を控えていたので『あんどんワークショップ』を開催したが、好評で嬉しい。今後も試験的に7月まで毎月1回開催を目標にマルシェを開催し、地域を盛り上げていきたい」と今後に向けた意気込みを語ってくれました。
ワークショップはもちろん、充実の食事メニューも大好評で、来場された皆さんのニコニコ笑顔が印象的だったNishichiマルシェ。6月と7月の開催が今から楽しみです。
また、ワークショップで使用された和紙は全て缶バッチ、髪留め、栞に活用され、夜高祭本番の5月1日、2日の両日にガチャポンの機械に入れて販売されます。売り上げは、夜高祭の保存継承に活用するとのことですので、お見かけの際はぜひお楽しみ願えましたら幸いです。