福光美術館で「棟方志功 広大無辺の書の世界」開幕 11月4日(日)まで
会場 | [福光地域] |
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今月の南砺は棟方一色
大勢の来場者が参加した開会式後の展覧会解説 |
棟方志功による書の作品がズラリ |
「白道舎襖書 宿業者是本能 則感應道交」福光美術館所蔵 |
9月8日(土)、福光美術館で「棟方志功 広大無辺の書の世界」が開幕。芸術表現の幅が広い棟方志功が残した様々な作品のうち、日本民藝館所蔵のものなど書の作品42点を集めた展示となっています。また棟方と深い交流がありお互いに大きな影響を受けた大澤雅休の作品も4点展示。大勢の来場者たちは絵画とは違う棟方の書による表現の魅力を体感していました。
開会式では、田中市長が「市民をはじめ、多くの方に見ていただきたい。9月13日の棟方志功の命日におこなわれる「愛染忌」法要や9月23日の棟方志功サミットなどこれから南砺は棟方一色です」とあいさつ。テープカットに続いて行われたギャラリートークでは福光美術館学芸員の渡邊副館長が絵画とは趣が異なる棟方志功の書の魅力を解説し、棟方志功と大澤雅休、両者と交流があり、ふたりの出会いの仲立ちをした書家の表立雲氏が当時のエピソードを紹介しました。
ギャラリートーク後には表氏を講師に迎えて「棟方志功と大澤雅休」と題した講演会も行われました。
「棟方志功 広大無辺の書の世界」は11月4日(日)までの開催です。期間中、9月16日(日)、10月21日(日)にはギャラリートークが開催されます。また棟方まつり、棟方志功サミットなど9月は棟方志功関連イベントが目白押しです。ぜひこの機会に棟方志功の世界観にどっぷり浸ってみませんか?
イベント概要
●「棟方志功 広大無辺の書の世界」
▼会期 9月8日(土)〜11月4日(日)(火曜休館)
▼会場 福光美術館 開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
▼入場料 一般800円 高大生500円 中学生以下無料
▼ギャラリートーク 9月16日(日)、10月21日(日) 両日午後2時〜
●棟方まつり
▼期間 9月13日(木)〜24日(月・振休)
▼会場等・内容
・愛染苑…「愛染忌」法要、紙芝居
・中央図書館…棟方志功展in成熟の地南砺市
・光徳寺…「百花譜」襖絵、りんどう忌、民藝茶話会
・南砺市観光協会…棟方徑道めぐり など
※それぞれ期間中に開催
●棟方志功サミットin南砺
▼日時 9月23日(日)前9時30分〜正午
▼会場 じょうはな座
▼内容 基調講演 講師 石井頼子氏(棟方志功研究家)
演題「福光時代の棟方志功」
パネルディスカッション テーマ「棟方志功が地域に与えたもの」
参加者 コーディネーター 石井頼子氏
コメンテーター 大原謙一郎氏
(大原美術館名誉館長長)
パネリスト 青森市、中野区、倉敷市、杉並区、南砺市の各首長
問い合わせ先
名前 | 福光美術館 |
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電話番号 | 0763-52-7576 |