井波別院瑞泉寺 本堂の土間「世紀の工事」を施工中
情報発信元:南砺で暮らしません課 0763-23-2037
最終更新日時 2010年1月23日 21時40分 ID 2-3-12145-6263
「特別見学会」で補修工事の様子を説明
本堂の柱周りを掘り下げる |
本堂床下を見学 |
土間耐圧盤のコンクリート工事 |
平成21年12月17日(木曜日)、南砺市の指定文化財でもある、井波別院 瑞泉寺の本堂で、柱の床下補修工事を施工中。この日、一般公開として、特別見学会(現場説明会)が開催されました。
瑞泉寺本堂の建物は、明治12年着工、同18年竣工し約130年間経過しました。永年の内、本堂の地盤沈下がひどく、80数本ある柱が太子堂側に向いて傾いてしまいました。
特に、北東隅の沈下が非常にひどく、高低差が134mmも生じておりました。
瑞泉寺では、この地盤を補強するため、土間耐圧盤のコンクリート工事を発注し、この度、この工事の様子を一般公開し補修の仕方などを詳しく説明しました。
作業手順は、先ず、土間を全体的に20cm鋤取りするため、ほとんどが「ねまって」の手作業仕事で、掘った土もベルトコンベアに載せ搬出しました。次に、柱の周りをさらに50cm掘り下げ、基礎石を鉄筋で固める工事を施工後、土間耐圧盤コンクリート工事に着工しました。
今後は、建物の傾きを直すために、本堂全体をジャッキアップする工事も始まります。
特別見学会(ジャッキアップ)
・1月23日(土曜日)午前10時から午後4時まで
・1月24日(日曜日)午前10時から午後4時まで
※現場説明は午後1時30分から
問い合わせ先
名前 | 井波別院瑞泉寺 |
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電話番号 | 0763-82-0004 |