町並み保存の先進事例に学ぶ!
情報発信元:南砺で暮らしません課 0763-23-2037
最終更新日時 2011年12月11日 12時40分 ID 2-3-12145-8617
「白川郷・五箇山を考えるシンポジウム」が開催
白川郷・五箇山を考えるシンポジウム |
妻籠宿の取り組み事例を紹介する小林さん |
大勢の参加者が耳を傾けました |
12月10日(土曜日)、道の駅上平ささら館で「白川郷・五箇山を考えるシンポジウム」が開催され、関係者や地元住民など約80人が参加。町並み保存の先駆けである「妻籠宿(長野県木曽町)」の取り組み事例を学びました。
白川郷・五箇山の地域を100年先の世代に残すために、今後どのように取り組んでいくのかを考える今回のシンポジウム。「妻籠を愛する会」の小林俊彦理事長をゲストに迎え、「合掌集落の未来を考える会」の西村幸夫東大教授が聞き手を務めました。
小林理事長は、経済成長が進むなか、開発に走るのではなく変えないことを活かす道を選んだことを紹介。町並みを守るため、家や土地を「売らない・貸さない・壊さない」とする住民憲章を制定し、保全を図るとともに観光振興にも繋げていった様子を切々と語り、参加者は静かに耳を傾けていました。