作業服を着た関係者が田植え機の上に立ち作業を行っている様子の写真

田植えの様子

 本日5月4日、快晴にも恵まれて、五箇山の皆葎地域で、有機農業による酒米の田植えを行いました。

苗がセットされた田植え機に乗り田植えを行っている様子を背後から撮影した写真

田植えの様子

苗がセットされた田植え機に乗り田植えを行っている様子を正面から撮影した写真

田植えの様子

 南砺市では、とりわけ厳しい環境下にある中山間地域において、付加価値の高い有機農業に取り組むことで、耕作放棄地の発生防止や、若い新規就農者の受入れによる地域活性化を推し進めたいと考え、令和4年度から五箇山の皆葎地域で、有機農業によるお米の栽培に取り組んでいます。令和4年度は、コシヒカリの栽培を行いましたが、令和5年度は、コシヒカリに加えて、新たに酒米の栽培にも取り組んでいます。

 今年は、春になっても寒い日が続き育苗状況が不安定でしたが、いよいよ本日5月4日に、酒米の田植えの日を迎えました。雲一つない快晴のもと、委託先である公益財団法人五箇山農業公社の職員によって、田植え機で順番に田植えをしていきました。

 五箇山地域で、近年、酒米の栽培は行われておらず、今年から、新たに有機農業での酒米の栽培にチャレンジします。秋の収穫が今からとても楽しみです。

  • 南砺市では、有機農業を進めることにより南砺市ならではの「農」と「食」の魅力を国内外に発信できるよう体制整備を進めるとともに、地域全体の更なる発展を目指し、令和5年4月4日に「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。
    (注意)オーガニックビレッジとは…有機農業の生産から消費まで生産者だけでなく、事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組みを進める市町村のことです。
    令和4年度に策定しました「南砺市有機農業実施計画」を引き続き推進し、有機農業を進めていきたいと考えております。
  • 南砺市有機農業実施計画
    令和5~9年度までの5年計画のなかで、4本の柱である「地域づくり」、「人づくり」、「ネットワークづくり」、「機運・仕組みづくり」、それぞれの仕組み作りを行い、循環させ、地域の課題である後継者や担い手の育成を図るとともに、市民への有機農業の意識醸成を図ることを目指します。

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