カモシカは国の特別天然記念物です 近づかないでください
カモシカ
気候がよくなり、カモシカが活動する季節となりました。
南砺市内の山林には、ニホンカモシカが多く生息しています。
また、最近では人里へあらわれることも多くなってきています。
カモシカを見かけたら、以下の点に注意してください!
カモシカが出没したときの対応方法
- 状況を確認する
確認するにあたって…- 必要以上に接近しない(パニック時の突進や角によるケガには特に注意)。
- カモシカを興奮させるような刺激的な行動を避ける。
- カモシカの逃げ道をふさがない。
(注意)保護(捕獲)は原則として行いません。
- 状況別の対応
- 怪我や病気もなく自力で立っており、元気な場合
→何もせず、見守る - 近づいても座ったきりなど、怪我や病気を負っていると思われる場合
→動かさずに速やかに各市民センターか森林・農地整備課へご連絡ください - 幼獣(子ども)のカモシカの場合
→絶対に保護しないでください! - 死亡している場合
→各市民センターか文化・世界遺産課へご連絡ください
- 怪我や病気もなく自力で立っており、元気な場合
- 保護(捕獲)は原則として行いません。しばらく様子を見守るのが原則です。カモシカは人を襲わない動物です。帰巣本能もあるので、道筋がわかれば山へ帰って行きます。騒がずにその場所を離れて下さい。
- カモシカを刺激したり、必要以上に騒ぎたてないようにして下さい。特にダム、堰堤、用水等に落ちたりして動けなくなっている場合、人が接近すると暴れるなどして、より困難な状況になります。近づかないよう注意し、速やかに各市民センターか森林・農地整備課へ連絡して下さい。人身に危険な場所でもありますので、確認においてもむやみに近づかないようお願いします。
- 処置が必要な場合は、現地で専門獣医師が行います。勝手に鳥獣病院や動物園等に持ち込まないで下さい。
- 山中で幼獣のカモシカを見つけ、親と離れて迷子になっているものと思い、持ち帰る事例があります。ですが、たいがい親が近くにおり、警戒して姿を見せていないだけです。
注意!幼獣は一度、保護(捕獲)してしまうと野生復帰が困難になります。
皆様のご理解とご協力をたまわりますよう、よろしくお願いいたします。
斜面を登っていた黒褐色のカモシカが足を止めてカメラを見ている写真の拡大画像 (JPEG: 140.0KB)
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この記事に関するお問い合わせ先
文化・世界遺産課
住所:富山県南砺市荒木1550番地
電話番号:0763-23-2014
ファックス:0763-52-6349
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