保育・子育て支援のDXへ 株式会社コドモンと協定締結

南砺市と株式会社コドモンは、「保育・子育て支援のDXに関する連携協定」を締結しました。

令和2年度から市内保育園で導入を始めた保育園向けICTサービス「コドモン」。コドモンの導入により、アプリを通じてこども達の園での様子を保護者に配信でき、また園と保護者の連絡もアプリで可能になったことや登降園時間の集計が自動でできるなど、様々な場面で効率化や省力化に役立っています。

今回の協定では、子育て支援体制の強化を目的に、保育者が場所や時間にとらわれずに保育実務を学べるオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」を南砺市の保育方針に沿ったカリキュラムとして提供していただきます。

「コドモンカレッジ」では、乳児保育や幼児教育、アレルギー対応、安全対策などの分野から450本以上ある研修動画を保有しており、新人保育士やクラス担任、園長など役職に応じた研修や育休明けの保育士に向けたキャリアギャップ支援などのコンテンツなどもあります。

市役所で開かれた締結式では、同社の小池義則代表取締役と田中市長が協定書にサインし、小池代表取締役は「保育園、保護者、南砺市の課題をテクノロジーで解決し、保育士の専門性や資質の向上に繋がるよう協力していきたい」と述べ、田中市長は「オンラインで保育士の学びの環境を整備できることは大変心強い。全国に広がるような取り組みにしていきたい」と述べられました。