現在の位置:トップ > お知らせ > 国重要無形民俗文化財「城端曳山祭」本祭
情報発信元:南砺で暮らしません課
5月5日(祝・日)、城端市街一円で「城端曳山祭」の本祭が行われ、庵屋台を先導に6町の曳山が巡行し、大勢の観客を魅了しました。
「城端曳山祭」は、江戸時代からの歴史を誇る城端神明宮の春季祭礼です。国重要無形民俗文化財にも指定され、全国各地から大勢の観光客が訪れます。
午前9時30分に飾り山宿に安置されていたご神体を乗せた6町の曳山が善徳寺前に勢揃いし、巡行を開始。一番山の東上町「鶴舞山(つるまいやま)」を先頭に、大工町「千枚分堂山」、西上町「竹田山」、東下町「東耀山」、出丸町「唐子山」、西下町「諫鼓山」の順で、重厚な車輪を「ギュウギュウ」ときしませながら進んでいく別名「ギュウ山」の姿はまさに絢爛豪華の一言。
また、庵唄の演奏を希望する「所望宿」前には、観光客も加わり人だかりができました。庵屋台は家に横付けされ、若連中が三味線、笛や太鼓の囃子にあわせ江戸情緒豊かな庵唄を披露し、居合わせた人々は優雅な調べにうっとりと耳を傾けていました。
6町の曳山は午後7時には提灯山となり、趣を変え優雅な姿を披露しました。午後8時30分からは曳山会館前の特設会場において庵唄と曳山の披露。午後10時頃には城端庁舎前にて提灯山行列の引き返しが行われました。大勢の観客から大迫力の引き返しに惜しみの無い歓声が送られ、城端の夜が更けていきました。
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