現在の位置:トップ > お知らせ > 南砺市クリエイタープラザ竣工記念CATS×南砺市×PARUS連携フォーラム開催
情報発信元:南砺で暮らしません課
4月29日(金・祝)、前日に竣工を迎えた南砺市クリエイタープラザにおいて昨年9月に三社包括連携協定を締結した北海道大学観光学高等研究センター(CATS)、南砺市、(一社)地域発新力研究支援センター(PARUS)の三者共催による連携フォーラム「地方発:地方における文化・観光・事業の創造(クリエイション)」が開催され、県内外から約90名が参加。2日間の日程で、クリエイタープラザでの展開が期待される地方が直接世界とつながり文化・観光・事業を創造していく可能性についての議論が展開されています。
今回の連携フォーラムには北海道大学関係者をはじめ、南砺市、P.A.WORKSが中心となって地域資産の継承などを目的に設立された一般社団法人PARUSの関係者など約90名が参加。コンテンツ産業が地域に活力を与え新たな交流を生み出している国内外の先駆的な取り組みについての講演や報告に耳を傾け、クリエイタープラザの可能性を探ります。
第1日目は、CATSの西山徳明センター長とPARUSの菊池宣広代表理事によるあいさつに始まり、田中市長の「桜ヶ池周辺エコビレッジと桜クリエへの想い」と題した記念講演、CATS×南砺市×PARUSの三者包括連携協議会の山村高淑会長(CATS)による趣旨説明に続いて、第1部として基調講演、南砺市とPARUSによる取り組み報告、パネルディスカッションが行われました。
基調講演では、水木しげる氏や青山剛昌氏など著名な漫画家を輩出した鳥取県における「まんが王国とっとり」の取り組みをけん引された(一社)山陰コンテンツビジネスパーク協議会の長谷川泰二代表理事が「コンテンツビジネスを担う人材育成と地域個性の創造に取り組んできた5年間」と題して講演。同じく鳥取県米子市出身で日本アニメ業界のトップランナー、米子ガイナックスの赤井孝美代表取締役が「山陰におけるアニメ文化産業の創造」と題し「コンテンツによる町づくり」と「東京スタイルの呪縛」から解放された地域特性を活かしたコンテンツ産業創造の可能性について言及しました。
また、南砺市とPARUSの取り組み報告では、「南砺市における恋旅の事例」とPARUSによる日本の伝統文化の創造的継承とその国際発信として「日本が持つ多彩な地域資源を世界へ〜TASSAIブランドの活用事例〜」を紹介。続いて基調講演の講師陣と取り組み事例報告者らをパネリストに、横浜国立大学の須川亜紀子准教授と岡山理科大学の江面嗣人教授をコメンテーターに招いたパネルディスカッションが行われ、講演や取り組み事例の内容を 再度詳しく検証し議論を深めました。
明日30日(土)には中国・韓国・フランスにおけるコンテンツ産業と地方文化の融合による先駆的事例の紹介や講演、パネルディスカッションが行われます。国内外で広がるクリエイティブ産業と地方の伝統文化の融合による新たな産業文化創造の成功事例の数々。今回のフォーラムの内容をうまく取り入れた南砺市クリエイタープラザの今後の展開から目が離せません。
問い合わせ先 |
交流観光まちづくり課 電話番号 0763-23-2019 |
---|
くらしの情報
事業者向け情報
市政情報
より良いウェブサイトにするため、ぜひご協力ください。
Q.このページの情報は、あなたのお役に立ちましたか?