現在の位置:トップ > お知らせ > 福野庁舎で田中市長が「定例記者会見」を行いました
情報発信元:南砺で暮らしません課
2月8日(水)、福野庁舎で田中市長が定例記者会見を行い、利賀村上百瀬中村地内地滑り災害に係る被害状況等、「利賀元気市」の開催と「利賀元気づくり応援セット」の販売開始、平成29年1月補正予算(専決)ならびに2月補正予算の概要、タムヤン・南砺国際フォーラムの開催、CATS×南砺市×PARUS連携フォーラムの開催、第2回地域づくりフォーラムの開催などについて説明しました。
<記者会見要旨>
○利賀村上百瀬中村地内地滑り災害に係る被害状況等について
各種災害対策工事が進展したことに伴い避難勧告を受けて百瀬川コミュニティセンターに避難中の1世帯2名に対する避難勧告を解除。また同センターに避難中の5世帯7名についてもセンターから別の場所への移動などの方向性が定まってきた。
○「利賀元気市」の開催と「利賀元気づくり応援セット」の販売開始について
地滑りで中止となったそば祭りにかわって利賀の特産品等の販売やミニかまくらなどで来場者をもてなす「利賀元気市」を開催。さらにそば祭りに向けて地域の生産者が用意していた食品等を詰め込んだ「利賀元気づくり応援セット」の販売を開始する。
「利賀元気市」の開催
・開催日時、場所
2月11日(土)、12日(日) そばの郷
2月18日(土)、19日(日) そばの郷、天竺温泉
・内容
特産品販売 など
※そばの郷会場ではミニかまくら、雪あそび、そば販売も実施
「利賀元気づくり応援セット」の販売
・セット内容 計6品5,000円
半生そば2人前、利賀豆腐1丁、とち餅1袋、
利賀産コシヒカリ1キロ、赤かぶ漬け200g、おやき1袋
・申し込み期限 2月28日(火)
・問い合わせ、注文先
利賀元気づくり実行委員会(市商工会利賀村事務所内)
0763-68-2527 Fax0763-68-2626
○平成29年1月補正予算(専決)ならびに2月補正予算の概要について
【1月補正予算(専決)】「利賀地内土砂災害対策関連費」
●一般会計補正額 7,631万円(累計381億7,156万円)
・土砂流出防止対策工事 2,000万円
・簡易水道事業特別会計繰出金 1,420万円
・電柱移設工事負担金 600万円
・避難所等運営経費 487万円
・光ファイバー仮移設工事 400万円
・電柱移設工事に伴う除雪車借上げ料 220万円
・被災者生活再建支援金 500万円
●簡易水道事業特別会計 1,420万円(累計5億8,510万円)
・導・排水管仮設設置工事 1,390万円
・非常用電源使用料 30万円
【2月補正予算】「緊急を要する事業」
一般会計補正額 2億1,860万円(累計383億9,016万円)
・福光庁舎空調設備更新工事 6,860万円
・除雪対策費 1億5,000万円
○タムヤン・南砺国際フォーラムの開催について
エコ生態都市を目指す大韓民国タムヤン市との連携事業として国際フォーラムを開催。「エコ生態都市」と「エコビレッジ構想」、自然共生や循環型社会の構築を目指す主要施策の共通点を縁として取り組むもので、連携推進と情報交換によりエコビレッジ構想の推進を図る。
▽期日 2月25日(土) 午後1時30分〜6時
▽場所 じょうはな座ホール
▽内容
・基調講演 内山節(うちやま たかし/哲学者)
・事例発表 タムヤン市、ワンジュ市、倉敷市、南砺市
・ラウンドテーブル
吉澤保幸(場所文化フォーラム)、中井徳太郎(環境省)、
石田秀輝(東北大学)、内山節(哲学者)、田中市長、
事例発表者4名
※テーマは環境、自然共生、循環型社会、再生可能エネルギーなど
○CATS×南砺市×PARUS連携フォーラムの開催について
▽タイトル
「桜ヶ池周辺の魅力再発見」
〜ヘリテイジトレイルの楽しみ方と観光資源の保全・活用〜
▽開催日程 2月26日(日) 午後2時〜5時
▽会場 クリエイタープラザ「桜クリエ」
▽内容
専門家の視点による桜ヶ池エリアの資源調査結果を受けながら、今ある観光資源の魅力を共有し保全と活用を考える。
・桜ヶ池周辺の資源調査結果と可能性について(北海道大学)
・地域資源の保全・活用における注意点と参考事例
(北海道平取町・吉原秀喜氏)
・パネルディスカッション
○第2回地域づくりフォーラムの開催について
これまで市が取り組んできた「協働のまちづくり」や「地域内分権」、「地域包括ケア」を包摂した「小規模多機能自治」の取り組みについて先進地である島根県雲南市から講師を招き、地域課題やその解決方法、自治振興会のあるべき姿などについて具体的に考えることを目的として開催する。
▽日時 2月27日(月) 午後6時30分〜
▽会場 南砺市クリエイタープラザ「桜クリエ」
▽講師 島根県雲南市政策企画部地域振興課 主査 板持 周治 氏
▽演題 「小規模多機能自治による住民主体のまちづくり」
《質疑応答》(抜粋)
Q1:利賀地域の土砂災害で避難中の5世帯7人の移動先の内訳は?
A1:同地域内別地区に家屋を購入して移住した1世帯1名をはじめ、旧教職員寮に移動した2世帯2名、同教職員寮とコミュニティセンターを併用する1世帯3名。
Q2:地滑り災害の対応対策は長期化する?
A2:国・県には迅速に取り組んでもらい感謝している。排水や土砂撤去など単年度で工事が完了するかは分からず、避難対象者が地区に戻ってもらうには工事が全て完成し、安全安心であることが確認されなければならず、長期的な対策対応を見込むべきと考える。
Q3:雪が融ければ災害対策工事等の作業は早くなる?
A3:雪が落ち着けば排水ボーリング作業から取りかかる予定であり、雪が融けるまでの準備や施設整備、土砂搬出先の整備など無人重機なども導入しながら2次災害を絶対に起こさないような体制で進めていく。春までにその準備が整えば相当程度作業も早く進むと期待される。
Q4:利賀元気市の開催など地域を盛り上げようとする動きがあることについての所感は?
A4:地域の皆さんはもちろん、市民の皆さんや利賀と縁のある都会の学生たちが「何かしたい」「何とかせにゃあかん」という思いが寄せられていることに感謝の気持ちでいっぱい。多くの方々の熱い思いを受けて利賀地域を元気に盛り上げていきたい。
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