令和2年度予算案を記者発表

　2月24日(水)、田中市長が記者会見を行い、令和3年度予算案の概要を説明しました。

　令和3年度は、「新型コロナウイルス感染症」対策による市民の安全・安心の確保、疲弊する地域経済の回復に努めながら、第2次総合計画・南砺まちづくりビジョンに基づいて、これまで南砺市が進めてきた少子化対策、移住・定住促進、SDGsの推進、交流人口の拡大、商工業・観光業の推進、地域包括ケアの充実など、あらゆる施策を切れ目なく実施していく年度となり、その予算案は、第2次総合計画・南砺まちづくりプランに基づく4つの施策体系、11のやるべき政策を中心として、➀人口減少対策の強化、➁小規模多機能自治の推進、➂地域包括医療ケアによる支え合いのまちづくりを中心とした各種施策について、SDGsが掲げる5つの原則、17のゴール、169のターゲットを意識して編成されています。また令和2年度に庁舎統合が完了したことから、さらなるコスト削減に取り組んでいます。

　田中市長は記者会見のなかで、新年度予算案について「アフターコロナのまちを作っていく予算になればと思っています」と述べていました。

〈記者会見要旨〉

【令和3年度予算案の概要】
◆一般会計　　　　320億円(前年度比1.7％減)
　特別会計(6会計) 80億9,260万円(前年度比0.3％減)
　企業会計(3会計) 153億7,120万円(前年度比0.6％減)
　合計　　　　　　554億6,380万円

◆一般会計の主要事業 (新規・拡充事業を中心に抜粋)
・公共交通空白地有償運送事業費補助金【新】　1,560千円
・地域住民主体のまちづくり拠点整備事業【新】　34,705千円
・SDGs推進事業　2,450千円
・若者ネットワーク事業 (仮称)高校生が創る“南砺をつなげる”プロジェクト【拡充】　12,157千円
・結婚新生活支援補助金【新】　9,000千円
・定住奨励金(持ち家奨励金)【拡充】　40,000千円
・空き家バンク活用促進事業補助金【拡充】　12,000千円
・南砺市第3セクター事業再構築支援補助金【新】　30,000千円
・道の駅利賀移転改修工事【新】　11,675千円
・「民藝」調査事業【新】　1,490千円
・山村留学定住事業　70,550千円
・南砺つばき学舎整備事業【新】　767,898千円
・松村記念会館関連事業　3,841千円
・こどもの権利条例づくり事業【新】　3,137千円
・出生祝い金【改正】　30,050千円
・なんとのお宝お祝い事業【新】　5,107千円
・保育園事務補助員、外部指導者の配置【新】　5,361千円
・出産準備支援金助成事業【新】　4,100千円

◆新型コロナウイルス感染症対策事業(抜粋)
・非接触型決済ポイント付与キャンペーン事業　104,620千円
・南砺の宿キャンペーン事業　65,500千円
・福光南部小学校校舎床張り替え工事　24,100千円
・バス路線維持対策事業　50,990千円
・酒米作付転換支援事業【新規】　3,000千円
・新型コロナ危機打開・未来希望プロジェクト支援事業補助金　45,000千円
・サイクルツーリズム推進事業【新規】　3,322千円
・小中学生、妊婦に対するインフルエンザ予防接種費用助成事業　13,918千円

◆一般会計市債発行状況
　元金償還額　　48億7,648万円
　市債発行額　　31億4,370万円
年度末現在高見込　418億2,472万円
※令和３年度末残高見込のうち、後年度元利償還金が普通交付税に参入される割合は76.9%を見込む。

令和3年度予算案の詳しい内容は下記関連書類をご覧ください。

• 令和3年度予算案記者発表資料（PDF形式：2,598KB）

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