現在の位置:トップ > お知らせ > 平地域でドローンを使った物流実証実験
情報発信元:情報政策課
11月26日(金)、ドローンを活用した物流実証実験が平地域で行われました。富山県が中山間地域における課題解決の可能性を探るために実施したもので、県の委託を受けたKDDI株式会社が、平市民センター(下梨地区)から旧祖山分校グラウンド(祖山地区)まで、自律飛行ができるドローンを飛ばしました。
実験に使用されたのはモーター軸間距離で約1.6mある産業用のスマートドローン。事前に飛行ルートを設定すると、モバイル通信の電波を利用して、目視外で自立飛行をすることができます。今回は、平市民センターから東中江地区にあるたいらマウンテンスクールまでの約3km区間で、五箇山豆腐などの食料品や日用品約3sの物資を運ぶ目視外自立飛行の実験を行い、たいらマウンテンスクールから旧祖山分校グラウンドまでの約6q区間では、荷物なしで目視内自立飛行の実験が行われました。
平市民センターから飛び立ったドローンは、庄川上空を飛び、約5分程度でたいらマウンテンスクールに到着。物資をKDDIの担当者がドローンから取り出し、東中江地区にお住まいの宮本明子さんに手渡しました。食料品などを受け取った宮本さんは「いつでも食料品などが届くようになれば便利ですね。ぜひこのような取り組みを進めて欲しいです」と話していらっしゃいました。
ドローンで物資の輸送ができれば、通常の買い物以外にも、例えば土砂崩れなどで道路が寸断され孤立集落が発生した場合の救援物資輸送などでの活用が期待されます。
富山県では今年度、今回の実証実験結果などをもとに課題の整理を行い、来年度はビジネスモデルの検討を進める予定とのことです。
問い合わせ先 |
情報政策課 電話番号 0763-23-2002 |
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