未来創造塾第４期生

　２月２８日（水）、井波コミュニティプラザアスモで「なんと未来創造塾」第４期生の修了式が行われました。

　なんと未来創造塾は、８月から約半年間、外部講師からの講義やプラン作成など計１１回のカリキュラムを経て、地域課題の解決にもつながる新たなビジネスプランを提案する事業で、４期生９名が半年間の成果を発表しました。

　塾生の提案には、市内に就労継続支援A型事業（障がいがある方などが一定のサポートを受けながら働くことのできる福祉サービス）が１カ所しかない現状から、障がいがある方の雇用を確保するために、お弁当屋で就労継続支援A型事業を展開していこうとする提案や、五箇山の各地区にある念仏道場で訪問鍼灸サービスを展開し、一人暮らし高齢者の孤独の緩和やコミュニティの活性化を図るもの、社員の記念日に花束を届けるなど花を通じて企業の魅力発信をつなげたいという提案など、今年も多彩な事業プランが発表されました。

　塾生の発表を聞いた田中市長は「すぐに事業化がイメージできるものや、塾生同士のコラボが期待できるものもいくつもありました。皆さんの提案を市としても応援していきたい」と感想を述べました。

　修了式には、日本政策金融公庫の小林正良氏、熊本大学の金岡省吾氏、富山大学の武山良三氏もパネリストとして参加しました。

【４期生の提案】
○Terra　寺西雅典さん　「新たな特産品で儲かる地域へ」
○訪問鍼灸サービス「結」　中田ひかるさん　「念仏道場で健康を布教」
○お弁当ひょうたん　藤井昭平さん　「お弁当屋だからこそ出来る雇用」
○味醂堂　大島未鈴さん　「このタビ井波　朝市の復活」
○（株）ビッグノーズ　森松祐史さん　「「探求」する楽しさを和菓子で広めたい　「みんながアーティストになれる」和菓子体験」
○ameagua　長谷川由香里さん　「南砺市の企業の魅力発信〜花を通じて定着採用へ貢献〜」
○西川産業（株）　西川伊希子さん　「生地好きを雇用につなげるワークショップの開催」
○安達建設（株）　竹原裕貴さん　「フリースペース収容型子育て世代向け参加型賃貸住宅運営」
○得能建設工業（株）　得能沙友里さん　「TOKUNO SCHOOL 新社屋の会議室をカフェに 勉強の場、出会いの場、コミュニティの築く場へ」

ご案内

問い合わせ先	南砺で暮らしません課 電話番号　0763-23-2037

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