復興への願いを込め、童謡「ふるさと」を合唱

　５月１５日（日曜日）、福野文化創造センターで「東日本大震災ふるさと復興支援コンサート」が開催され、会場を埋め尽くした多くの参加者が、被災地復興への思いを新たにしました。

　犠牲者へのレクイエムに「祈り」の歌曲が捧げられた今回のコンサート。第１部は『ふるさと』をテーマに、福野夜高太鼓やこきりこ、麦屋節、おわら等、県内を代表する民謡団体が出演。哀愁を帯びた旋律や勇壮な舞に観衆は酔いしれていました。第２部では「世界の名曲」をテーマに、オーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーら６人がクラシックなどを演奏。演奏が終わる度、会場は大きな拍手が沸き起こりました。
　最後は、参加者全員で童謡「ふるさと」を大合唱。魂を揺さぶるような歌声は会場全体を包み込み、感極まって涙する観衆も見受けられました。

　今回のコンサートでで得た収益は、義援金として被災地に全額寄付されます。
　
　

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