児童に苗植えの手順や注意点を説明する高瀬さん

　９月３日（月曜日）、福野小学校（碓井好彦校長）で「スプレー菊づくり教室」が開催され、５年生児童１１２人が、１１月の「南砺菊まつり」に展示される菊づくりに挑戦しました。

　旧福野町時代から続く伝統行事で、３０年以上の歴史を誇るこの取り組み。南砺スプレーギク２６種類の中から「南砺夕映（オレンジ）」「南砺ポップイエロー」「南砺フレーミングレッド」の３品種が選ばれ、市菊花協会の高瀬英明理事と園芸植物園スタッフ６名が講師を務めました。花苗植えに先立ち高瀬理事が「お互いに助け合い、楽しく植えるときれいな花が咲きますよ！」と、あいさつ。続いて、苗植えの手順や注意点を説明しました。
　クラス毎に苗が割り振られ菊づくりが始まると、名前が書いてある「マイ鉢」を手にした児童のみなさんが軽石や培養土を詰め込み苗植えに挑戦。馴れない作業に戸惑いながらも、友達どうしで相談しながら完成させていきました。堀川航自君に感想を聞いてみると「苗をきれいに植えるのが、意外と難しかったです！」と笑顔で答えてくれました。
　菊祭りは、１１月３日（日）〜１１日までの９日間、市園芸植物園で開催されます。お越しの際は、ぜひ児童の力作もお楽しみくださいね！

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