五箇山の眺望点 入谷
会場 | [平地域|上平地域] |
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入谷眺望画像(クリックで拡大) |
南砺市五箇山景観条例(平成28年3月18日、南砺市条例第4号)第17条に基づき令和4年8月16日に指定した眺望点(通称「五箇山の眺望点」)のうち、「入谷」の眺望点についてご案内します。
眺望点の指定は、地域でのアンケート結果等から選定し、南砺市五箇山景観審議会の意見を踏まえて、今回5地点を指定しました。
【眺望の見どころ】
庄川がV字に刻んだ深い谷あいのわずかな平坦地に集落が点在しています。
五箇山(赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小谷、利賀谷の5地域を指します)のうち下梨谷と小谷にある多くの集落を望むことができます。下梨谷に属する世界遺産相倉集落は正面右奥の中腹に見ることができます。
眼下に庄川峡の水面を、正面左奥に人形山(1726m)を、正面の遥か先に大笠山(1822m)を望みます。
【住所・アクセス・駐車利用・注意点など】
・南砺市入谷小字菅平70-2付近
・市道池田線に入谷・寿川から入り、ヘアピンカーブが連続する通称七曲りを過ぎて間もなくの、谷側に建つ「あずまや」が目印
・幅員狭くヘアピンカーブが連続しますのですれ違い時にご注意ください
・積雪時(12月頃〜4月頃)はアクセスできません
・付近に普通車2台ほど駐車可能です
【南砺市五箇山景観条例について】
この条例は、世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の緩衝地帯である平地域・上平地域を対象に、そこに形成された自然環境と伝統文化が一体となった歴史的環境が放つ唯一無二の景観を守り育て、次の世代へと受け継ぐことを目的としています。一定規模以上の建築行為等に対する事前届出、五箇山景観資産指定、眺望点指定などがこの条例で制度化されました。