12月7日に福野地域の各地域づくり協議会長に向けて、業務の中間報告を実施しました

表が映し出されたモニターの横に立つグレーの作業着を着た男性の写真

会議の様子

 この福野地域ORACCHA構想の具現化に向けた事業計画案策定業務では、庁舎統合に伴う旧富山紡績工場跡地の利活用を中心としたにぎわい創出を目指す「ORACCHAプロジェクト基本構想」を具体的な内容にするために、ワークショップやさまざまな意見交換、福野地域まちづくりアンケートなどが行われてきました。

 12月7日に、「ORACCHAプロジェクト基本構想」を市に提案した、福野地域の各地域づくり協議会長で構成する福野地域まちづくり連絡協議会に向けて、業務の中間報告を行いました。アンケートの結果とこれまでの業務で得られた意見等を踏まえて立てられた事業案の共有がなされ、事業案と今後の進め方について意見交換をしました。
 詳細は、関連書類にあります会議録と当日配布資料をご覧ください。

福野地域まちづくりアンケートの結果

  • 381人から回答をいただいた。
  • 「災害時の対策」、「子供たちとの関わり」に関して、半数以上の方が課題感を持っていた。
  • 「非常時に助け合える地域コミュニティの醸成」や「防災に関する情報発信」が必要であるとの回答が多かった。
  • 「食生活に関する情報発信」については、30代が他世代に比べてその必要性を感じていた。

アンケートから気付いたこと

  • 防災や子どもたちとの関わりについて寄与できる事業の組み立ててはどうか。
  • ウォーキングのように、日々の中で無理のない運動機会を提供してはどうか。
  • 安心につながる、世代を超えたつながりが持てる機会を創出してはどうか。
  • 多世代で利用できる飲食の場を創出してはどうか。
  • スポーツをはじめ、多様な趣味や得意なことを持ち寄れる場を創出してはどうか。

事業案の内容

  • 「ふくのLoom」の「L」は機織りの意味。これまでのワークショップや福野地域まちづくりアンケートから「いつもの楽しいが、いつかの安心に」とのサブテーマが付いた。
  • 1期では商業棟、防災公園、温浴棟を、2期では飲食棟、民間賃貸住宅、宿泊施設をそれぞれ整備する方向で検討している。
  • 旧富山紡績工場跡地の範囲にとどまらず、福野地域や南砺市全体に広げていきたい。
  • 芝生や緑不要の声を聞いているが、そこは曲げずに緑を残している。公園を上手く組み合わせてエリアの価値を上げたい。また、使われていない公園も多いと思うので、例えば、それらを集約して町の真ん中に公園を作ってはどうかと考えている。
  • 引き続き、事業のブラッシュアップを進めていきたい。

 続いて、意見交換では、主に次の意見が出されました。

  • アンケート結果でも防災のキーワードが多かったので、そこを重点に、この場所が避難所だと分かるように大いにPRしていただきたい。
  • 福野地域全体を見て、既存施設と重ならないように総合的に機能を考えてもらいたい。

 今後、福野地域づくり連絡協議会では、地域として事業の決定の可否や判断をするための意思決定・判断をする機関・組織の設置を検討される予定です。

これまでのワークショップの模様はこちらからご覧ください。

関連書類

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