特殊詐欺被害防止と交通安全を呼び掛けたキャンペーン

　2月6日(土)､休日で賑わうIOX-AROSAのゴンドラ山頂駅で特殊詐欺被害防止と交通安全を呼び掛けるキャンペーンが行われ､防犯推進員､IOX-AROSAパトロール隊､福光スキー少年団､南砺警察署､市防犯協会､同交通安全協会などから約30名が参加し､スキーヤーやスノーボーダーにポケットティッシュやミニ洗剤などを配布しながら注意喚起を行いました。

　天気予報とは打って変わって朝から穏やかな青空がのぞくIOX-AROSA。県内外からの来場者で賑わうスキー場のゴンドラ山頂駅で行われた今回のキャンペーンは､様々なメディアで注意喚起が実施されるも被害件数･被害額が依然として多い特殊詐欺被害の防止と､昨年市内でも多数の高齢者の尊い生命が犠牲となった交通死亡事故多発を受けて交通安全を呼び掛けるために実施されました。あいにくキャンペーン開始時刻の山頂付近は吹雪に近い降雪模様となりましたが､悪天候にもめげずに注意を呼び掛けるスキー少年団員らの健気な姿にうたれ､来場者も笑顔でティッシュなどの啓発品を受け取っていました。
　市内で発生した特殊詐欺の件数は平成25年で5件､平成26年には9件と増加傾向にあります。また昨年中の市内交通事故発生状況として交通死亡事故が一昨年の3件から3倍以上となる10件も発生､全て65歳以上の高齢者が犠牲となる痛ましい事故でした。物損事故件数は減少傾向にあるものの､死亡事故を含む人身事故件数が一昨年に比べて増加しており憂慮すべき事態です。特殊詐欺も交通事故も決して他人事ではありません。くれぐれもご注意ください。

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