現在の位置:トップ > お知らせ > 相倉資材保管倉庫2号棟竣工式
情報発信元:文化・世界遺産課
本年6月より整備が進められてきた「相倉資材保管倉庫2号棟」がこのほど完成し、11月28日(月)、関係者や地域住民のみなさんが出席し竣工式が行われました。
相倉合掌造り集落をはじめ、五箇山の合掌造り家屋の屋根葺き材料には、古くより地元の茅場で採れる小茅(コガヤ)が使用されています。特に世界文化遺産である相倉集落、菅沼集落においては、資産の真正性を維持するため、地域住民による茅場の再生や新規造成が行われてきましたが、小茅の増産に伴う新たな保管場所の確保が喫緊の課題となっていました。今回、特に早急な対応が必要であった相倉集落において、地域住民の熱心な働きかけが実を結び、公益財団法人世界遺産相倉合掌造り集落保存財団が事業主体となり、国・県・市の助成を受け、「相倉資材保管倉庫2号棟」が整備されました。
竣工式で、相倉集落代表の山崎博司区長が「この茅保管倉庫とともに、これからも地域住民一丸となって世界遺産を保存継承していきたい」とあいさつ。県農林水産部長代理の森松砺波農林振興センター所長、田中市長が祝辞を述べ、テープカットで竣工を祝いました。
【施設概要】
・所在 南砺市相倉地内
・構造 木造平屋建て・板金葺き
・床面積 297u
・茅保管量 3,000束(径約20cm/束)
南砺市相倉地内
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