政府は、４月７日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の７都府県を対象に発令されました。

　さらに隣接する石川県や岐阜県においても、感染者の急激な増加を受けて、石川県と金沢市が４月１３日に独自の緊急事態宣言を、岐阜県と岐阜市が４月１０日に独自の非常事態宣言を発令し、不要不急の外出自粛を要請するなど、感染防止対策の徹底を強く要請しています。

　また、石井富山県知事は４月１３日の記者会見において、「（富山県内の）感染者は増加傾向にあり、かつ、感染者が０歳から９０歳代の方まで幅広く、様々な場所で発生していることなどから判断すると、本県においても、緊急事態宣言が発令されている地域のような極めて厳しい段階に移りつつある瀬戸際である」と発表されました。

　そこで、市民の皆様には、更に緊張感をもって、ご自身、ご家族、地域、社会そして日本のために、曜日や昼夜を問わず不要不急の外出を控えていただくようお願いいたします。
　特にゴールデンウィーク期間中は緊急事態宣言が出されている地域への不要不急の往来自粛を徹底してください。
・本当に必要な外出なのか
・今、外出しなければいけないのか
・みんなで外出しなければいけないのか
をよく考えて行動してください。
　また、やむを得ず外出する場合には、マスクの着用・手洗い・消毒・咳エチケットの励行などの感染防止対策と、「密閉」「密集」「密接」の「３つの密」を回避する行動の徹底をお願いいたします。

　感染された方や医療従事者の方々などに対しては、差別や風評被害を受けることのないように思いやりの気持ちで見守り応援いただくとともに、この難局を乗り越えるため、大切な人を守るという意識を持って行動していだきますよう、改めて市民の皆様のご理解とご協力を強くお願いいたします。

令和２年４月１４日　南砺市長　田中　幹夫

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