現在の位置:トップ > お知らせ > お馬が乗り込み福来たる! -利賀の初午-
情報発信元:南砺で暮らしません課
1月9日(月曜日・成人の日)、利賀地域上村(うえむら)地区で、五穀豊穣や家内安全を願う「初午」が行われました。
約200年の歴史を誇る「初午」は、全国でも珍しい子ども達のみで行われる神事で、国選択無形民俗文化財・県の無形民俗文化財に指定されています。初日は、地元小学生5名が、神主、午方(うまかた)、俵(ひょう)ころがしに扮して、集落24戸を訪ねまわりました。
家に入ると、神主役の子が大黒柱の前で祝詞を奏上。続いて、太鼓のリズムに合わせ「乗り込んだ、乗り込んだ、お馬が乗り込んだ…」と、初午の歌とともに「馬の舞」が披露されました。見せ場の俵転がしでは、「ひとつ積んでは一千貫の俵〜」と、重そうな仕草で俵を3度転がし引き寄せます。最後は、俵を担ぎ上げ「福はそちら!俵はこちら!」と書初を投げ、家々に福を置いていきました。なお、10日(火曜日)は、利賀行政センターなど事業所8か所を訪ねまわる予定です。
以前は、男の子だけで行ってきた初午も、少子化により15年ほど前から女の子も参加しています。この素朴で味わい深い伝統行事、来年以降もぜひ続いてほしいですね。
○神 主 …光田彩乃さん(利賀小2年)
○午(前) …経田彩果さん(利賀小5年)
○午(後) …経田唯果さん(利賀小3年)
○俵ころがし…野原圭祐くん(利賀小5年)
○太 鼓 …笠原美弥さん(利賀小5年)
問い合わせ先 |
利賀行政センター 電話番号 0763-68-2111 |
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