地域福祉の推進についての 意見具申と全国社会福祉協議会長表彰報告

　12月21日(金)、南砺市民生委員児童委員協議会の得能金市会長と田辺章子副会長､水島政光副会長､宇野雪江主任児童委員代表が南砺市役所を訪れ､南砺市における民生委員･児童委員活動を通じての地域福祉の推進についての意見具申書を田中市長に手渡されました。

　近年､地域において民生委員･児童委員に求められる活動が､従来の社会福祉分野にとどまらず､家庭教育､交通安全､災害･防災など､市民生活に関わる多様な分野･領域との連携がますます期待されているなか、やりがいのある充実した活動を行えるよう、16項目について配慮を求めました。

1　「地域共生社会の実現」について
2　地域における取組格差の解消について
3　子育て世帯の支援について
4　福祉・保健分野関係者との連携について
5　障がいの個別性や日常生活・生きづらさの理解の推進について
6　障がい者等支援について
7　支援を必要とする人々に対する広報とアウトリーチについて
8　事業実施主体と民生委員・児童委員との連携について
9　新型コロナウイルスの流行により表出した生活課題について
10 民生委員・児童委員の資質向上のための研修について
11 民生委員・児童委員に関わる諸機関の職員に対する研修について
12 災害における民生委員・児童委員の支援活動について
13 民生委員・児童委員に関わる諸機関・団体の研修について
14 主任児童委員の選任のあり方について
15 学校教育並びに警察行政と民生委員・児童委員との連携促進について
16 就業と民生委員・児童委員活動の両立支援について

　具申内容について得能会長を中心に訪問された皆さんから市の現状を踏まえた説明があり、それぞれの項目について意見交換が行われました。子育て世帯の支援について田中市長は「経済的な支援が必要な世帯やヤングケアラーの問題については民生委員・児童委員の皆さんをはじめ学校の先生方などとも協力して取り組んでいきたい」と述べていました。

　また、長年にわたり民生委員・児童委員として活動していただいている大塚博彦さん（利賀地域）の全国社会福祉協議会会長表彰受賞が田中市長へ報告されました。

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問い合わせ先	福祉課 電話番号　0763-23-2009

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