世界遺産で前撮り撮影

　６月１日（水）、南砺市来栖（平）出身の上野ひなたさんと石川県出身の羽田脩造さんが、相倉合掌造り集落で結婚式の前撮り撮影を行い、色打掛と紋付袴姿の幸せなお二人の姿に、多くの観光客が振り返り、注目を集めていました。

　上野さんは、地元の小学校を卒業後、市外の中学・高校に入学し、大学も県外に進学しましたが、すべて五箇山の実家から通学を続け、大学１〜２年時の夏休みには、相倉集落内の相倉民俗館でアルバイトをしながら、訪れた観光客に五箇山・世界遺産のPRをされていました。

　上野さんは「地元にある世界遺産での写真を記念に残したいという気持ちがありました。普段できない経験ができて嬉しいです。いろいろな方に助けていただき、前撮りができたことに感謝しています」と感想を語ってくれました。

　今回の前撮り撮影は、世界遺産の保全・保存活動を担う「世界遺産相倉合掌造り集落保存財団」の協力のもと、特別に実現しました。