福野市民センターの窓口業務についてヒアリングが行われました

ロの字型に設置した長机の席に5名の参加者が座りヒアリングが行われている様子の写真

ヒアリングの様子(1)

 福野地域ORACCHA構想の具現化に向けた事業計画案策定業務では、旧富山紡績工場跡地の利活用を具体的な内容にするため、4月から行っている若い世代を中心としたワークショップだけでなく、民間による整備が検討されている複合施設へのテナントとしての入居の可能性を福野市民センターに向けて確認する調査も行われます。

プロジェクターで壁に映し出された資料をアップで写した写真

ヒアリングの様子(2)

ヒアリングに参加している2名の女性のうち、右側の女性が手振り交えながら話をしている様子の写真

ヒアリングの様子(3)

 5月24日(火曜日)に開催した金融機関向けのヒアリングに続き、5月25日(水曜日)に、福野市民センター職員に業務の現状についてヒアリングが行われました。

 ヒアリングした内容は次のとおりです。

  1. 現在の窓口業務について、どんな方々のどんなご相談が多いか。
  2. 民間とコラボレーションできる業務はあるか(困っていること、改善したいこと、思っていることはあるか)
  3. 市民の拠り所としてどんな機能があったら複合施設に行こうと思うか、また、どんな市民センターだったら来たいと思えるか(今後の窓口業務の役割・意義)

 福野市民センターの職員からは、次のような意見がありました。

  1. 現在の窓口業務について、どんな方々のどんなご相談が多いか。
    • お年寄りが多いが、子連れのママなど、さまざまである。時間を競っているのは30・40・50歳代だろうか。お年寄りは慌てていない。死亡後の手続きや、転入など、多岐にわたる業務をワンストップで行うことを心掛けている。
    • 旧の町村に市民センターが置かれており人口規模もあるが、1日100人程度のお客をこなすことで多岐にわたる業務を覚えられることもある。
    • 地域の縛りなく、勤めの帰りや、病院帰りに手続きなどされている。
  2. 民間とコラボレーションできる業務はあるか(困っていること、改善したいこと、思っていることはあるか)
    • ヘルパーさんの業務に行政手続きをサポートするようなものがあるが、事前に説明して必要書類等サポートする人がいれば窓口時間は短縮される。(コンシェルジュとは若干違う)
    • 福野市民センターでは、年間2,300人、1日平均10人程度が税金や各種保険料、水道料金など公金の納付に来ているので、金融機関の窓口があれば利便性が上がると思う。
    • 多岐にわたる業務のワンストップを心掛けているとは言え、担当課に繋いだ後はどうなったのかが分からない。
  3. 市民の拠り所としてどんな機能があったら複合施設に行こうと思うか、また、どんな市民センターだったら来たいと思えるか(今後の窓口業務の役割・意義)
    個人情報保護の対策を講じた上で、放課後児童クラブやランチのできるカフェ、こどもの習い事などが同じ建物にあると、子育て世代は嬉しいかもしれない。

 次回は、具体的な機能をリスト化していく中で、市民センターに必要な面積がどの程度になるのかヒアリングをする予定です。

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