横一列で作業することが、綺麗に植え込むコツのようです

　南砺市が実施いている「協働のまちづくりモデル事業」実施団体「池川・散歩みちづくりグループ」（城端地域：出丸・東下・川島）のみなさんが、北野橋下（池川左岸）の花壇にマリーゴールド、サルビア、ベコニアなどの約300本の花と、サツマイモ、ピーマン、ミニトマト、トウモロコシなどの野菜を植え込みました。

　「池川・散歩みちづくりグループ」（城端地域：出丸・東下・川島）のみなさんは、平成20年７月の集中豪雨での河川の氾濫により崩壊した堤防の改修工事が施工され、山田川と池川合流点に三角の土地が新たに発生した空き地を出発として「まちなか・ポケットパーク」として地域住民の手により、地域の憩いの場の創設をすすめています。

　今まで、地元小学生や中学生へのアンケートを基に「城端散歩みち公園」として、地元中学生ボランティアや老人会、民生委員など地域の皆さん手で芝生の植え込みや桜の植樹などの整備を実施してきました。
　今回は、「きれいな花がたくさん咲き、野菜が収穫できる散歩みちがいい」との子どもたちからのアンケートを基に、花壇と畑の整備を計画。地元中学生20名、小学校や幼児の親子、老人会や地元市議さんなど約６０名が参加し、畑の石拾いや慣れない熊手を使っての畝のならしなど、老人会の方々の手ほどきを受けながら子どもたちが作業を行いました。
　植えた花や野菜苗には、小学生や幼児の親子がバケツやジョウロを持ち、「美味しい野菜でバーベキューができますように」と声を掛けながら乾いた土にたっぷりの水を掛けていました。

　途中、南砺市民生委員児童委員協議会の得能会長と田中市長のサプライズ訪問があり、「地域の皆さんの手による、素晴らしい取り組みです。子どもたちは、この活動を通じ地域への愛着を感じることでしょう」と挨拶し、その後「池川・散歩みちづくりグループ」代表の永井さんから現地の説明を受けました。

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