南相馬市へ向けて出発式

２２日から支援物資収集を始めました。多くの市民の方々に物資をお持ち頂いており、ありがとうございます。今回みなさまからいただいた物資は、２４日にボランティアの方と職員で福島県南相馬市へお届けしました。

　南相馬市は、地震や津波の被害だけではなく、福島原子力発電所の事故により避難を余儀なくされております。まだまだ避難せずに家にいらっしゃる方が相当数おられ、その方々への食料や様々な物資が不足している状況です。

　南相馬市は旧相馬中村藩領で天明の大飢饉後（１８１０年）の藩財政の復旧と貧窮した領民の救済と激減した人口の増加を図るために移民誘導を進め、その時に南砺市内全域から多くの方が移民として移られている地域です。
そんな縁で今も尚交流が行われており今回の支援すべき地域としました。

　また、今回は長期化する救援策を探る為に、職員も３名派遣し市内ボランティアの皆さんと一緒に情報収集をしております。

　南砺市民の想いが、今なお放射能の恐怖が続く被災地に届いております。

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